瀬戸内海の温暖な気候により、温州みかんの栽培が盛んです。耕作地の約半分を柑橘類が占めています。また、昭和40年頃まで盛んだったサツマイモの栽培は一時衰退していましたが、近年また復活してきています。
水はけのよい土壌でよく育つサツマイモは、古くから平郡島の主要な農産物で、昭和40年頃まで盛んに栽培されていました。当時、「平郡島のサツマイモは特別に甘くて美味しい」と評判で、高値で取引されたと言われています。
私たちは平郡にサツマイモの栽培を復活させ、近年は芋焼酎「平郡・大嶽・平郡の黒」を商品化、イベント等では焼き芋・アイスクリーム等の販売を行っています。現在は加工食品の開発に取り組むプロジェクトを推進しています。
平郡島で昔から栽培されている品種で、味に定評があるものの栽培が難しく、現在ではここ平郡島でしか生産されていません。
現在主流の糖度の高い品種とは異なり、甘さ控えめのホクホクした食感と、クリーム色の果肉が特徴で、料理と相性の良い品種です。芋焼酎「大嶽」の原材料に使用されています。
焼き芋にしたときの糖度は40度以上にもなる、高い糖度が特徴の品種です。芋焼酎「平郡の黒」の原材料です。
主に関東圏で栽培されている品種で、繊維質が少なく、ネットリとホクホク、両方の性質を持っています。芋焼酎「平郡」の原材料です。
平郡島で育てたサツマイモを使って、焼酎やスイーツの開発、販売を行っています。
2013年より販売スタートした芋焼酎は、フルーティで飲みやすいと女性にも好評で、人気商品に成長しています。
全国のしま山百選に選ばれた平郡島のシンボル「大嶽」の名を冠する焼酎の原材料には、希少価値の高い幻のサツマイモ、へぐり丸(ぎふ1号)を使用しています。
アルコール度を原酒に近い35度に高めたことで、ふくよかで芳醇な香りと、まったりとした深く濃い味わいながら、すっきりした飲み口に仕上がりました。
ストレートやロックがおすすめです。
糖度が高いことで定評のある紅あずまの糖度を更に上げるためのキュアリングを施し、その中から傷や虫食いのない厳選したい芋のみを使って黒麹で仕上げています。
原酒に近い35度の焼酎は、強い香りと、芋の癖がしっかり楽しめる濃厚な味わいが持ち味。
お湯割りやロックにして、キレよくコク深い味わいをご堪能ください。
原材料に食用でも非常に人気の高い紅系さつま芋を使用した「平郡」は、くせがなく、まろやかな味が特徴です。開栓と同時にやさしい香りがただよいます。
ソーダ割りや水割りでお楽しみください。
平郡東島おこし推進協議会と吉本興業共同開発の、平郡島産の紅芋「へぐり丸」を使用して作ったアイスクリームです。
しっかりしたサツマイモの風味と、果肉のつぶつぶ感が楽しめる、バニラベースのさっぱりした味で、サツマイモとバニラのバランスが絶妙でおいしいと評判です。
柳井市白壁の町並みにある老舗醤油蔵「佐川醤油店」と平郡東地区にある民宿「夕凪」で販売しています。
雨量が少なく、温暖な気候に恵まれた瀬戸内海は、古くから柑橘類の栽培が盛んにおこなわれた地域です。平郡島はもともと水はけのよい土壌であることに加え、農地の多くが斜面で陽ざしを遮るものが殆どないため、特に柑橘類の品質の良さには定評があります。
日当たりと水はけのよい場所を好む作物と、平郡島はとても相性が良いので、きめの整った風味の強いものに育ちます。
丁寧に手入れされた農園で、太陽と潮風をいっぱい浴びて育ったみかんは、甘みと酸味のバランスが絶妙なすっきりした味わいで、お客様に高評価をいただいています。
出荷量は少ないですが、甘夏などを栽培しています。温州みかん同様、バランスの取れた甘みと酸味は、平郡島でしか味わえません。
初夏、島の至るところで黄色い実がたわわに実っている様子を見ることができます。
平郡のびわは味が濃厚です。