OVERVIEW平郡島の概要

DATA
 
人口
244人(男117人、女127人)
世帯数
180世帯
面積
16.56K㎡
集落数
東地区2集落14自治会
西地区 3集落

※人口及び世帯数 令和4年12月末日

平郡島は、山口県南東部、柳井市柳井港の南方20kmの瀬戸内海上にある東西に細長い島です。
架橋されてない島としては山口県最大面積を誇る有人離島で、標高468mの深山を最高地点として、島の中央部を深い山が背骨のように走り、平坦地が少ない地形です。
平郡島を含む柳井市は、年間日照時間が全国でトップクラス、平均気温も15.6℃と、比較的穏やかな気候で、夏の猛暑日や熱帯夜は珍しく、冬の積雪もまれです。
長らく周防大島との関係を密にしてきましたが、昭和29年(1954)に90%の島民が柳井市への合併を希望したことから、柳井市への編入が実現します。海底ケーブルによる島への送電が開始されたり、連絡船が大型化するなど、諸施設の拡充が次々に実施されて、生活環境が改善されました。
昭和22年(1947)の平郡島には3,848人もの島民が居住し、大いに活気を呈していましたが、やがて若者たちが高学歴をめざし、都市部で就職する傾向が強まると、人口が漸減していき、現在では数百人になっています。
住民数は減ったけれども、過疎化を打破して活気ある平郡にしようと、様々な取り組みが企画され実施されつつあります。今まさに明るい展望を胸に、多大な努力がなされています。

資料提供・柳井市教育委員会

NAME ORIGIN平郡の地名の由来

ヘイグン島は江戸時代までヘグリ島と呼ばれ、「平群」と「平郡」が混用されていました。
江戸時代より以前は倍具里と書かれ、和漢三才図会(正徳3~1713年)には遍ぐり嶋と書かれています。後にこの読みを嫌って現在の「へいぐん」に改めました。
島の東部では、平郡の地名の起こりは、宇治川の戦いに敗れた木曽義仲の子、平栗丸(へぐりまる)が家臣に守られて、奈良の吉野から宇和島を経て逃れて来たことによると伝わり、西部では、平繰中将友安が滞在したので名付けられたと伝わっています。

ACCESSアクセス

フェリーイメージ

1日2往復のフェリーが柳井港と島を結んでいます。

所要時間
約1時間~1時間40分
運賃
大 人 1,570円
小 児  790円

※ 増便等により発着時間が変更になる場合があります。 詳細については平郡航路にお問い合わせください。
(TEL : 0820-22-7944) 

往  路
発着港平郡東平郡西柳井港
1便 6 : 00 6 : 40 7 : 40
2便14 : 0014 : 4015 : 40
復  路
発着港柳井港平郡西平郡東
1便 8 : 30 9 : 3010 : 10
2便16 : 3017 : 3018 : 10
交通手段

LIFE BASEライフライン

島の生活に欠かせない公共施設の紹介です。

  • 平郡東小学校

    1平郡東小学校

    令和5年4月に再開校しました。

  • 平郡東出張所・公民館

    2平郡東出張所・公民館

    役所業務、「みしまだより」の発行の他、イベント開催や、平郡島観光案内情報を提供しています。

  • 平郡デイサービスセンター

    3平郡デイサービスセンター

    平郡唯一の介護施設。送迎は平郡全域で行っています。

  • 平郡東診療所

    4平郡東診療所

    毎週水曜日に開く、要予約の内科診療所です。
    診察時間 10:30~13:30 / 14:30~16:45
    TEL・FAX:0820-47-2032
    (西診療所は毎週木曜日 9:30~12:30 / 13:00~14:00)

  • 平郡郵便局

    5平郡郵便局

    (平郡西は休業中)

  • 平郡警察官駐在所

    6平郡警察官駐在所

  • 山口県漁業協同組合平郡支所

    7山口県漁業協同組合平郡支店

    平郡の海洋資源をコントロールしています。

  • JA山口県平郡支所

    8JA山口県平郡支所

    隣の個人商店では、生鮮食品やお惣菜、日用雑貨を販売しています。

  • 平郡航路

    910平郡航路(有)

    島と本土を結ぶ定期船です。一日2往復しています。

  • 漁協水産加工所

    11漁協水産加工所