THE FOUR SEASON IN HEIGUN ISLAND平郡島の四季

春のみどころ

島の春は山菜の芽吹きから始まります。島のあちらこちらの山のふもとにピンク色に咲く山桜や、やわらかな新緑とのコントラストは里の春ならではの色彩です。
5月には青空に華やかな鯉のぼりが踊ります。潮風にあおられ、元気よく泳ぐ様子に子供たちはおおはしゃぎです。
びわの鮮やかなオレンジが通りに色を差し、段々畑からみかんの花の爽やかな香りが漂い始めたら、島は少しづつ夏の装いに変わっていきます。

夏のみどころ

周囲を海に囲まれた平郡島で夏の楽しみといえば、海水浴です。
まるで南国のような白い砂浜とエメラルドグリーンが自慢の五十谷海水浴場は、平郡三景のひとつ、五十谷三島を背景にした絶景の海水浴場。
夕日の撮影スポットとしても親しまれています。
もちろん、夜は満天の星空をお楽しみいただけます。

秋のみどころ

秋には、一年の収穫に感謝するお祭りが東西で開催されます。また西集落ではへき地集会所横の大きなフジバカマ植栽地があり、東集落では東中学校跡地、他各所にフジバカマが植えられていて、おもいがけないアサギマダラとの出会いがあります。
島の名産、さつまいもとみかんも収穫時期を迎えます。

冬のみどころ

みかん収穫の最盛期を迎えるとともに、多くの魚が旬を迎えます。寒い冬に備えて肉厚になった身が、冷たい潮水で引き締まるため、弾力のある濃厚な味わいが楽しめます。

ANNUAL EVENTS年中行事

  • 餅撒きの様子

    当屋祭

    10月18日

    本当・脇当に選ばれた家に注連が張られ、ここで湯立が行われます。
    ミョウド(神主の補佐役)、総代、本当・脇当が社参してオウワー、オウワーと叫ぶと、村人も御幣を持って社参し、御神輿に奉仕します。氏子は御幣をかざしてウォーッと叫び声をあげ、終わると注連を降ろして藪に捨てます。
    古くは祭りのための神田を耕作してその費用に充てていたそうです。※現在は休止中となっています。

  • 神輿の渡御

    神輿の渡御

     

    平郡東では、夏祭りの日に早田八幡宮から海童社まで神輿の渡御を行います。平郡西では、赤石祭りに神輿の海上渡御が盛んに行われます。※現在は休止中となっています。

  • 亥の子祭り

    旧10月亥の日

    平郡東の羽仁と浦の両地区で旧暦10月の最初の亥の日に行われます。
    祭りの夜、四隅に七夕飾りの竹を立ててしめ飾りをした中で、はやし言葉を交えた伊勢音頭調の歌を調子よく歌いながら、亥の子石を搗きます。

亥の子ばやし

沖のかもめにヨイイヨ潮時聞けば サーヨーイヨイ
私しゃ立つ鳥ヨイソリヤ波に聞け
ソリヤ ヤットコセーヨーイヤナ
ハリワイセーコリワイセー ヨーイナー
ここと安下庄と続きながらよかろ 橋をかけましょ船橋を
ヤットコセーヨーイヤナ ハリワイセーコリワイセー

3月7日春祭り海童神社
3月15日春祭り早田八幡宮
旧6月10日赤石祭り重道八幡宮
夏祭り早田八幡宮
虫送り早田八幡宮
10月第一日曜秋祭り海童神社
10月9日・10日秋祭り早田八幡宮